2012年12月17日月曜日

20121217 モンゴル行ってみたSP

みなさーん、Сайн байна уу? (モンゴル語で「こんにちは」) 
さあ、ProjectSCOONもいよいよ最終回でございます。
そんな今回のテーマは、「モンゴル国」

SCOONのコンセプトは、
どうやって儲けているのかわからない仕事もしくは機械”についての徹底調査。

今回私は、幼少期に絵本で見た「モンゴルに暮らす遊牧民達」を思い出し、
未だに遊牧民ってモンゴルに存在するのだろうか、
存在するなら昔ながらの暮らしを続けているのだろうか
...と疑問に思い、

行ってきちゃいました。今年の9月に。夢の国モンゴルへ。
英語がほとんど通じない為、少しだけどモンゴル語を勉強し、地球の歩き方片手に。





ところで。
モンゴルと言えば、そうです。
無限に広がる草原を思い浮かべますよね。
その通りでした。
それしかありませんでした。(嘘)






成田空港から5時間、時差は1時間ほど。
人口約273万5800人、広さは約156万4100km2
...となると、日本の4倍の広さにこの人口。人口密度の低さが伺えます。


首都ウランバートルから車をチャーターし、30分ほど走ると...
このような風景にガラッと変わります。


ラクダキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 
普通に国道を歩いていますが、
モンゴルではこれが当たり前。

ラクダも向こうではれっきとした家畜。


となるとやはり・・・この先に・・・?




遊牧民みっけたー!!!!
首都から車で2時間、遊牧民のゲル(写真中央の白いテント)が
点在するテレルジという村へ辿り着きました。
さあ、ここからが気になるところ。
遊牧民、どんな生活してるんでしょうか。
また、あんまりなじみが無いモンゴルの首都、
ウランバートルってどんな感じなの?
続きはUstreamでの本編で解説します!!


担当は左上のワタシです。

2012年12月10日月曜日

世界の料理を作ってみた!

世界の料理をなんとなく作ってみた!  今回は、世界中の料理を、自炊ができない今時の若者が、少ない情報から実際につくってみようという企画です。 ①「ペリメニ」 ロシア料理  
②「ナシゴレン」 インドネシア料理
③「プーティン」 カナダ料理
④「ウハー」 ロシア料理 
 さあ、果たして画像どうりの綺麗な料理が作れるのでしょうか?  本日のUSTで18時00分ごろ(笑)から放送開始!!  みんな見てねっ

2012年12月3日月曜日

Live Video streaming by Ustream

古本屋は今

 今年も残すところあと一か月、短い紅葉とともに読書の秋が過ぎ去り、本格的な冬を迎えようとしている。そうした中、近年の出版業界を見渡すと、こちらも少しばかり秋を通り越し、冬の時代を迎えつつあるようだ。
 …余談だが、読書の秋の由来は、韓愈(768-824)が遺した詩の一節、「燈火親しむべし」に基づいており、秋は涼しく夜も長くなることから、燈火の下で読書をするのに最も適した季節になるという意味が込められている。
 さて、冬の時代とは言うものの、出版業界の不況が取り沙汰されるようになったのは、1990年代後半と言われており、それ自体は今に始まった話ではない。
 しかし、このような状況下にあって、近年ではブックオフなどの新古書店の存在に加え、アマゾンを筆頭とするインターネット書店の台頭によって新刊書店も減少を続けており、生き残りを賭けた熾烈な競争が起きている。
 さらには「Kindle」などの電子書籍も次第にシェアを拡大しており、出版業界はまさに劇的な変化を迎えていると言えるだろう。
 今回は出版業界の変化の中で、厳しい状況に立たされている古本屋について、その実態を把握するとともに、紙媒体としての書籍が電子書籍の普及によって、どのような影響を受けることになるのか考察していきたい。

 1. 古物商としての古本屋
 まずは古本屋を始めるためにどのような手続きが必要なのか簡単に述べておきたい。 古本屋(古書店)の開業には、古物営業法に基づいて都道府県公安委員会の許可が必要だ。これは、盗品の売買を捜査することを目的としており、リサイクルショップや質屋などと同様の措置が取られている。
 そして、古物商は基本的に一万円以上の売買内容を古物台帳に記載することが義務付けられており、これを3年間保管する義務が存在する。
 元々、古本屋は事務処理の難しさなどを理由として、買い取り目録の正確な記録を免除されていたようだが、平成23年4月1日以降は、万引き被害品などの市場流入増加を理由として、書籍についても本人確認義務・記録義務が義務化された。 こうした古物商になるための手続きは時間がかかるものの、書類の記入自体はそれほど難しくないようで、新規参入の門戸は多少なりとも開かれているように感じられた。

 2. 古本屋調査概要
 先述したように、アマゾンやブックオフなどの企業が台頭することによって、利便性や販売価格などの面で差が広がり、個人経営の古本屋は顧客を奪われることが予想される。 それでは、このような古本屋はどのように生計を立てているのか。我々は、都内某所の古本屋を実際に訪れ、調査を行うことでその現状を明らかにしようと試みた。
 ※調査結果の詳細についてはUSTREAM中継にて報告を行う予定です

 3. 電子書籍の普及と紙媒体としての書籍の行方
 ――「本は物質的実体を持たないものになりつつある」  今年6月、アメリカでは既にeBookの売上がハードカバー書籍を上回り、電子書籍市場はさらに拡大の兆しを見せている。
  一方、日本では11月にヤマダ電機やヨドバシカメラ、エディオンの家電量販店三社が、アマゾンの電子書籍端末「Kindle」を取り扱わない方針を発表した。この対応には「Kindle」が自社の通販サイトへ誘導することによって、顧客流出が懸念されるという判断があり、家電業界にとっても他人事ではない事情が存在している。
 日本デビューを飾った「Kindle」は、ネット販売とは言え、初日の出荷分が売り切れになるなど、大きな反響を呼んでいることは事実である。
 その一方で、ここ最近「日本は電子書籍の墓場」という指摘もなされている。果たして、日本に真の電子書籍元年は訪れるのか。それとも、ガラパゴス化という名の規制によって、電子書籍の普及は足止めされてしまうのだろうか。

たばこ屋調査報告

 みなさんは、古き良き昭和の時代と言う言葉でどんな風景を浮かべるだろうか?
 「ALWAYS 3丁目の夕日」のような世界を思い浮かべる人もいれば、お化けのような煙突が立ち並ぶ工場群を思い浮かべた人もいるだろう。

 そんな風景の中で、商店街や最寄り駅そばの一角に小さく店を構え、おばあちゃんが佇んでいる「たばこ屋さん」を思い浮かべた人もいるのではなかろうか。

 「たばこ屋さん」は今も残っているのであろうか?どれくらいの売上を上げているのであろうか? 

そんな疑問を解決するため、今回はたばこ屋を調査してみた。  たばこを販売するには、どのような条件があるのだろうか。
 まずはお店がどのような形態になっているのか調べていこう。 たばこ販売にはたばこ事業法という法律にしたがって、販売許可を受け、政府が決めた、たばこの価格を守って販売しなければならない。 また、タバコ販売だけを行う「専売」とその他の物品・サービスも取り扱うコンビニなどの兼業者が存在する。
 街中に存在するたばこの自動販売機も一つ一つ販売許可を受けて販売登録をした者が管理している。   

たばこ業界全体の売上はどうだろうか。近年の嫌煙傾向の影響か2002年をピークに売上高は減少している。併せてたばこを購入する人口も減少の一途を辿っている。  今回のUstreamでは都市近郊のたばこ店と郊外のたばこ店を調査することによって見えてきた点を伝えたいと思う。

2012年11月26日月曜日

秋葉原24時!!

アキバの自販に24時間張ってみた!! 第四回(11/26放送予定) 私たちは「オタクの聖地」となった秋葉原の調査を行うことにした。 家電からアニメと秋葉原は、日々大勢の観光客などで賑わう。 しかし皆さんは、秋葉原の「夜の顔」をご存知だろうか? 終電もなくなり、人も少なくなった「夜の聖地アキバ」。 そこには、いかなる魑魅魍魎が溢れているのか・・・・。 そのためとある公園に設置された自販機を24時間張ると共に 夜のアキバの実態を写真と解説をもとに報告していこうと思う。                                      夜の電光掲示板。
             いつもは人で賑わう通りも、深夜は伽藍堂。
             道を行くのはタクシーくらい。
このような写真と共に、現地で24時間張った隊員の 苦労話と実際に起こった珍事件を語っていこうと思う。

2012年11月12日月曜日

托鉢調査第1弾

第二回 (11月12日放送) 「托鉢」調査

『Project Scoon』最初の調査対象は「托鉢」だ。
我々は普段、駅前などで托鉢僧を見かける機会はあるとしても、あまりその存在を気にすることはない。
しかし、こうした托鉢について考えてみると、その実態は謎に包まれている部分が多い。
そこで今回は二班に分かれて都内某所に張り込み、知られざる「托鉢僧」の一日を追った。

調査目的は大きく分けて、以下の二つである。
1. 托鉢僧はどのように一日を過ごしているのか
2. 托鉢僧にお布施(喜捨)をする人はどの程度いるのか

 まずは「托鉢」とは何かについて確認しておく必要があるだろう。
托鉢とは、乞食行や行乞とも呼ばれ、古来インド宗教における出家者の修行形態の一つであり、日本においては、6世紀頃仏教の伝来とともに中国・朝鮮半島から伝わった。
 このように長い歴史を持つ托鉢だが、1872年11月9日には托鉢の禁令が出されている。
こうした禁令の背景には、明治新政府の意向が反映されていたと言われ、托鉢修行であっても物乞いをして歩く事は、近代国家として禁止すべき行為と見なされたようだ。
 その後、1881年8月15日には制限付きの解禁が行われ、托鉢免許証の携帯が義務付けられることになった。この規定は1947年の日本国憲法施行によって信教の自由と政教分離が定められるまで継続した。現在でも宗派ごとに托鉢許可証や、僧籍番号と届出の一覧が存在し、問い合わせによって確認することが出来るらしい。

 また、托鉢には三種類の形態が存在し、家々を巡る軒鉢と、一軒ずつ立ち止まることなく道を歩く連鉢、そして寺院の前や公道などで直立して喜捨を乞う辻立ちに分かれる。
 そして、今回はこの中でも辻立ちと呼ばれる托鉢を対象とした調査を行った。それでは、各班が丸一日掛けて調査した内容を見ていくとしよう。






≪都内某所A駅での托鉢調査≫
事前調査によれば、この駅には不定期ではあるが、朝9時頃から托鉢僧が現れることが確認されており、我々はこうした情報を元に張り込みを開始した。

厳しい残暑が続き、この日も朝から30度を超えようかという天気だった。
9時31分、網代笠を目深にかぶった托鉢僧が我々の前に現れた。
長身で面長、托鉢装束を纏い、白鼻緒の雪駄を履いた姿は40代ぐらいに見えた。

10時5分、駅前の百貨店に入り、地下1階の食品売り場へ移動を開始。
駅西口改札前の定位置についてから30分ほど経過、慣れた足取りで地下街へと移動する。
特に何かを手に取る様子もなく、野菜・総菜売り場のレジへと向かっていった。
そこで店員と一言二言会話した後、暑さを凌ぐためか、氷袋らしき物を受け取っている。

10時25分、中年の男女(50-60代)が最初のお布施をする。
それぞれ100円程度だろうか。あまり金額は多くないようだ。

10時57分、中年男性(60-70代)と会話。
一体どのような会話をしているのか、気になるところではあったが、残念ながら聞きとることはできなかった。2、3分ほど話した後、中年男性は足早に去って行った。

11時19分、中年男性(50-60代)がお布施をする。
11時23分、中年女性(50-60代)がお布施をする。

11時27分、西口改札前の定位置から駅の東口方面へ移動を開始。
11時32分、菓子専門店でヤマザキナビスコの「RITZ(リッツ)」を購入。
しかし、この後、托鉢僧は駅の雑踏の中に紛れ込んでしまい見失ってしまう。
おそらく食事休憩を取ったと思われるが、場所を特定することはできなかった。

13時38分、托鉢僧が地下の百貨店からエスカレーターで最初の位置へ戻る。
目標を見失ってから約二時間が経過した後、ようやく定位置に戻るのを確認。

13時53分、中年女性(60-70代)がお布施をする。
合掌した後に深々と礼をして去って行ったことが印象深い。

14時21分、定位置から移動し、駅の北口方面へと向かう。
駅前ビルの中で5分ほど待機した後、網代笠を取って汗を拭いつつ、近くの某銀行へ。
ATMを利用しているのは確認できたが、詳細は分からず。

14時53分、再度、駅前の百貨店に入り、地下1階の食品売り場へ移動を開始。
ここでも店員と会話した後、氷袋らしき物を受け取っている。
その後、西口改札前の定位置へと戻るのを確認。

15時35分、駅前の百貨店へ向かった後、旅行中の外国人に話しかけられる。
会話内容から察するに英語で何かを説明しているようだった。
5分ほど話した後、西口改札前の定位置へと戻るのを確認。

15時57分、会社員らしき男性(50-60代)がお布施をする。
16時4分、眼鏡をかけた男性(40-50代)がお布施をする。
今までお布施をした中では最も若かったのが、この眼鏡をかけた男性だった。

16時41分、托鉢僧は駅構内を移動し、東口ターミナル方面へ向かう。
17時13分、托鉢僧が踏切を渡った所を確認したものの、遮断機が下りたため、その地点へ移動する際に見失ってしまう。
現場の状況を考えると路地に入ってしまったか、バスを利用した可能性が高い。

18時15分、西口改札前や駅周辺で張り込みを続けたものの、これ以上の調査は難しいと判断。懸命の捜索も空しく、調査はここで打ち切られた。



≪托鉢調査結果≫
 調査は9時20分-18時15分まで約9時間に及んだが、我々が調査を行った某駅では、利用者が非常に多く、人の波が途切れることはなかった。しかし、駅利用者の殆どは托鉢僧に目を向けることもなく、ただ通り過ぎるだけであった。
 結果的に、お布施をしたのはわずか7人(内訳:男性4人/女性3人)であり、合計しても少額だった。また、托鉢僧が喜捨を乞うた実働時間は4時間30分ほどであり、それ以外の時間には6回ほど移動を繰り返している。

 最終的に見失ってしまったことは残念だったが、今回の調査では、これまで知ることのできなかった托鉢僧の実態について把握することができたと言えるだろう。